Hedonism

※個人の主観です

ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism 雑感

嵐のJaponismツアーが無事にオーラスを迎えたので好き勝手感想書きまーす。

今回の嵐「Japonism」は、「原点回帰」をテーマに掲げ、「外から見た日本」「ジャニーズらしさ」を魅せる内容となったため、ジャニヲタ経験値の高い一部の方々の間では専ら「ジャニワっぽい」と評判になりました。
実際、口上があって、桜が舞って、龍が出てきて、金の扇や紅白の和傘で舞い、Jr.マンションがあり、豪華絢爛な衣装を纏って立つステージは、さながら帝国劇場を広くしたように思えますし、今回ソロで彼らがそれぞれ挑戦した、タップダンスやパーカッション、アクロバット(パルクール)、エアリアルティシュー、マスクダンスは、ジャニ舞台経験値の少ない私でも、あージャニワで、ドリボで、ガムシャラで見たことある!ってなりました。
でも、ジャニワやドリボのようなストーリーのある舞台ではなくコンサートなので、ジャニーズが昔から伝統的にやってきたことを嵐がコンサートでドーム規模でやってみたらこうなりました!というもの、といったほうがわかりやすいかもしれません。
もちろん、今年頭に潤くんがジャニワやプレゾンを見学に行ってるので、ジャニーズイズムを引き出すために実際にそれらの舞台を大いに参考にしていることと思います。

そんな感じなんですけど、嵐の場合、「原点回帰して、ジャニーズがやってきたことをなぞる」だけじゃ終わらない。
どういうことかというと、例えばソロをとっても、ニノのタップダンスは、電子音になってて、音ゲーのようにタップをすることによってゲームクリアする設定(センターステージに映し出される映像とコラボ)してたり、翔さんはスネアを叩きながら歌うし、スネアとラップのコラボなんてまさかすると思わなかったし、相葉さんのエアリアルティシューは、ドームなのでかなりの高さになるし、まさかのこの技で、気球を使ってる。大野さんも、マスクだけじゃなくてジャニーズのあらゆるイリュージョンを取り入れていたし、潤くんは、ただのアクロバットだと摩訶不思議でバック転を3人がやってて目新しさがないから、高いところから降りたり壁を登ったり、というようなパルクールにしたと言っていました。
そう、嵐は、ジャニーズが今までやってきたことをブラッシュアップして、嵐のエンターテイメントに昇華してきたんです。結果、ジャニーズがやってきたことなのに、やったことのない新しいものに挑戦→進化することに成功していて、嵐は本当にこれからも「全力で逃げ切る」気満々だし、「後追いどもまず至らず」とか、そりゃー言いますよねー!!!!!と思いました。

嵐がこうやってみんなして、コンサートの振り付けを覚えるためのリハだけではなく、何か新しいことに挑戦するためにわざわざ時間を取ってお稽古に取り組むのっていつ以来なんでしょう。

唐突な話をしますけど、夏に、ガムシャラという番組のイベントがあって、そこでJr.たちがフリースタイルバスケやダブルダッチブレイクダンス等に挑戦し、チームごとに対戦する企画をやるのですが、我々は約2ヶ月くらい、その練習のようすをテレビ放送で観れるんですね。技を習得するまでの苦しみや仲間と絆を深めていくようすを見守って、夏の本番で、ときに失敗をしたり、勝負に負けたりしながら、若いJr.たちを「応援」していくんです。ガムシャラのイベントはそういった、失敗等も含めてドラマがあって、そこに感情移入して見ていくことに醍醐味があると思うんですが。

嵐は同じような技に挑戦しているけれど、完璧にできることが大前提の、ショーの見せ物として本番に挑んでいます。失敗なんてしないのが前提なんです(その辺の精神はジャニワやSHOCKなどと近いのかもしれません)。
だけれども、だからと言って失敗しないわけではないし、ドラマがないこともない。相葉さんは3秒も布を持っていられなかったところからはじめて、間に合わないかもしれないけど、続けていったらできるようになったと。毎回、命がけでやりきって、ソロを終えて地に足をつけたときに、「今日も生きてる!」って思うんだって。
翔さんはオーラスの日に、ドラムを教えてくれる先生が5人いるんだけど、ソロ終わってはけたら、先生方皆目を赤くしてたって、内から感情を溢れさせるように語ってた。
嵐にもドラマがあったし、みんな30歳をとうに過ぎた今でも、若いJr.たちと同じく、こんな風な青くさい感情を抱かせることができるなんて…って胸が熱くなりました。
嵐にはもう全幅の信頼しか寄せてなくて、ついていきます…!というスタンスだったから、私が嵐を支えよう!みたいな気持ちは生まれなくなってたんだけど、ひっさびさに、嵐に「応援」の気持ちを向けたかな。

翔さんがこのツアー中、「原点回帰というと、立ち止まるように聞こえるかもしれないけど、前へ進むために、時に振り返ることも必要」というようなことをずっと言っていて。その意味を考えていたんですけど。
嵐は今回、Japonismで、ジャニーズの伝統に挑戦しましたが、そこで見せてくれたものが、その伝統の技プラスアルファの、我々の想像を超えた新しいものだったので、原点回帰することで、結果、より進化をとげることになったわけで。「前に進むために振り返る」まさにこれなんだなと思いました。

二宮さんが言っていた、「毎日同じことを繰り返すことに意味があるわけではないが、続けていくことが大事で、続けていくことで選択肢が増える」ということ。それはほかでもなく嵐が体現しています。今の彼らの、様々なお仕事を見ていれば明らかです。大野さんは、京都で2年間やっていたマスクを今回のツアーでやり、「あの時やっていてよかった」と言いました。今の大野さんが言ったんです。やってきたことが、今に繋がっている。
嵐は、今回「継承」ということに重きを置いています。潤くんは、「先輩から受け継いだものを、今回ついてくれたJr.にも、どう繋げていけるか」ということも語っています。
意味がないかもしれないことを、毎日同じことの繰り返しそれ自体には意味がなくても、続けていったことでここまで来た嵐は、まさしく後輩たちの希望なんじゃないかなと思いました。
「今をどう生きる」、この言葉は、そうやってジャニーズのアイドルを続けていった嵐が、そして、ジャニーズそのものが50年と続いていったからこそ、問いかけることのできる言葉なんだろうと思います。

Japonism。
私は、ジャニーズそのものというよりはそこに存在するタレントとグループそれぞれが好きなんだと思い込んでいたけれど、このツアーで、「ジャニーズ事務所そのもの」「ジャニーズのエンターテインメントそのもの」が好きなんだということに気付きました。すごくトンチキだったり、迷走したりもするけれど、ワッと驚くような感動が目の前に広がるあの世界はジャニーズだからこそなんだなって。
それは、ジャニー喜多川氏が直接作るものだけじゃなくて、そこをベースに、いろいろ生まれていって、所属するタレントやグループが、自分たちのエンターテインメントを作り上げているということまで含めてです。グループやタレントによってその色が変わるのが面白い。同じ色なんてないんですよね。

その中でもとりわけやっぱり私は嵐のコンサートを心から愛していて、嵐のコンサートが世界一好きだなと思いました。
と同時に、これを超えると思わせるグループが出てきたらすごいな、と思い、ワクワクもします。

ジャニーズ最高!嵐最高!と声高に叫びたい2015年の冬でした。

-----

やっぱり私翔くん大好きだよーーーまず顔が好きだし、仕草振る舞い言動態度、こないだざわついた一件も含めてほんと大好き世界一かっこいいーーーーー、とは思ってます。
でも、これはもう信心であり、応援とは違うかな、とは思ってます。
信頼しかないからな。
ただ、好きだーーー!!!!!っていう気持ちは相変わらず、冷めやらず。です。理屈じゃなくて本能に近いよね。
ふふふ。

-----

enjoy読みました。
和楽器の生演奏、特に心の空は、腹の底まで振動が伝わるような重厚さで本当に豪華でした。
中村屋や、尾上松也さんの協力もあったんですね。なんて貴重なものを見せてもらったんでしょう。
そしてジャニー喜多川氏の観覧…。ヒロム…もう嵐に興味なくしたかと思ってたよ…髪型みんな同じじゃない?くらいしか感想がないお人だったから…
嵐が、誰もやってないことをやろうと尖っていった時期、もしかしたらそれはジャニーさんの理想とは離れていったのかもしれないけど、16年経って、「グレてたやつが親にマジ感謝(名古屋ラストでの翔さんの発言)」の原点回帰コンサートをやって、嬉しかったんですね…「ありがとう」と伝えたと。
昔からの友人の方の協力で伝統芸能を取り入れて、ジャニー喜多川氏が作り上げてきたエンターテインメントを自分たちに落とし込んで、嵐のコンサートで融合して、それが、また次の世代へ繋がっていく…。もしかしたら、ジャニーズ自体が、伝統芸能となっていく時代もくるのかもしれません。
今、こうやって、ジャニーズの現場を見ているのって、歴史の目撃者なのかもしれないですね。

-----

そういえば、今回感じたのは、はじめの挨拶のところ、いつにも増して、メンバーの煽りに気合いが入ってたなーと。かなり、ファンに声を出させてたように思う。会場のボルテージが上がっていって、一体感が生まれるのは、圧巻だったなぁ。
それと、今回、MCが面白かったんです…!いやいつも面白いんだけど、なんか、久々に、くっだらないことをしゃべるメンバーたちが見れたように思いました。最近は、お知らせごととか…説明ごととか…が多かった気がするんですが、今回は、なんてことはない肩の力の抜けた話をしていて、ああ、私が好きだった嵐のMCが戻ってきた…!という感動が押し寄せましたよ。



こんな感じでしょうか。また思いついたら追記するかもです。