Hedonism

※個人の主観です

嵐 ニューアルバム 「Japonism」感想

嵐の14枚目のオリジナルアルバム「Japonism」が発売されてしばらく経ちました。

正直、去年の「THE DIGITALIAN」というコンセプトが好きすぎて、今年の「Japonism」は原点回帰→少年隊の曲をカバー、ふるさと収録→くんどーさんが頭を掠める…と不安要素がありドキドキしていたのですが(ジャニヲタなくせに、ジャニー喜多川作演出のジャニ舞台を観たことがあまりなく、さらにジャニワが苦手というやつ、くんどーさんは政治的な匂いが…)いざドロップされたそのアルバムがとても!好きなやつ!だったので、昨年と同様1曲ずつ感想を書きたいと思いまーす!すっっっごい主観です。
いざ!
 
1.Sakura
2015年1枚目のシングルとしてリリースされたこの曲、その存在意義はここにありだったのか!というくらい、「Japonism」というアルバムの1曲目にピタリとハマったなと思いました。緊張感の走るストリングスとギターに切なさのよぎるメロディラインがチリチリと胸を焦がすような何とも言えない切なさと痛みを落として、それが心地良いです。思い出すのはMステの怒涛の桜吹雪ですが、「歌舞伎のようにしたい」と潤くんがオーダーしたのは、今年のテーマ「Japonism」を見据えてのことだったのかなぁと、今となって合点しました。
 
2.心の空
きました布袋寅泰さん提供の曲。嵐が有名なアーティストの方から曲提供を受けるのは久々ですよね。この曲は、「世界でも活躍する日本の有名なアーティストの布袋寅泰さん(ロンドン在住)は、日本をどう捉えるのか」というコンセプトだったようですが、仕上がりは布袋さんのギターが啼く、重みある和ロックとなりました。初聴きのときはジャニ舞台でやりそうとも思ったのですが、全曲聴いてみるとむしろ他の曲の方がジャニっぽいのでこれは異色な方に入るかなと。「We are サムライ 大和撫子」の歌詞もインパクトありますが今の嵐に「笑顔を未来に繋ぐことが僕らの使命だろ?」と歌わせるところがすごく…布袋さんぽい、というか、ジャニーズの外の世界から見た人が語る嵐っぽいなー…と思いました。
 
3.君への想い
イントロから雅楽のような和のテイスト満載の音色が鳴り響いたと思ったら、メロディは「サヨナラのあとで」のような嵐の得意とする甘セツナ系で、アレンジ次第では全然違う曲になったであろうところにこのアルバムの面白さを感じた曲。東儀秀樹さんという有名な雅楽奏者さんが参加されているので、嵐の楽曲と和のコラボ、といった位置付けの方が強いのでしょうか。羽衣を身につけた天女が舞うようなイメージが浮かびました。
 
4.Don't you love me?
CD屋でこのアルバムを購入するためレジに並んでいる時店内で流れていたこの曲を聴いて、潤ソロと気づかないまま「これ好き!」と思った曲。キメッキメにキメたホーン隊がso cooool!!!!!でおシャンティ!翔くんの好きそうな明るいブラックミュージックっぽさ!Mr.MJは最近しやがれによりネタ化しておりますが、この曲はネタなんかじゃなくガチでかっこいいMJが見られることでしょう。MJはこうでなくっちゃ!!
 
5.miyabi-night
「心の空」が布袋寅泰さんという外の人がイメージした嵐の和、「君への想い」が東儀秀樹さんという雅楽奏者と嵐の楽曲のコラボ、というような、どちらかというと「和と嵐の邂逅」みたいな位置付けにあるのだとしたら、この曲からようやく「和と嵐の融合」になっているのかな、思いました。前2曲が外から嵐に和のエッセンスを振りかけたものだとしたら、miyabi-nightは元々嵐が持っていた、嵐らしい和を引き出している、というくらいとてもしっくりきました。嵐らしい和というと何だという話なんですが、デジタルと和を融合させた現代らしい、さらにジャニーズらしい少し浮き足立つようなポップ感(トンチキとまでは言わない)…かな…うまく言えませんが。「たりらりらー」がこんなにすんなり馴染む曲もないですよね!(笑)
 
6.三日月
この6曲まできて、「嵐×和の解釈、和とエレクトロの融合、おもしれーー…!!!!!」と興奮しました!独特の異世界に迷い込んだような浮遊感が心地よい。静かな夜の闇に白く浮かぶ月と星のイメージが浮かんできました。そこはかとない切なさがたまらない。相葉さんから始まるエフェクトのかかった声、嵐との相性がとても良いですね。サビにかけての盛り上がりもストーリー性があるようでコンサートの演出がとても楽しみです。
 
7.Bolero!
ここでガラッと変わってコンサートで思いっきり盛り上がりそうなBolero!、こういう曲をアルバムに入れてくれたのがとても嬉しいです!私は「Calling/Breathless」のカップリング「オーライ!!」をあの年にやらなかったことをいまだに根に持ってるんですが、ラテン調でスカ調のアゲアゲ感のこの曲が入ったことで今年はこれができるぞー
!!!!!と思っております。(笑)途中のサンバのピーヒャララ!みたいな笛の音でテンション爆上げになりそう。
 
8.Mr.FUNK
去年のDisco Starの続編?らしいのですが去年は曲自体がイロモノっぽかった相葉さんソロ、今年はイントロのギターのカッティングからめちゃめちゃかっこいい!英語のセリフみたいなのもイイ!!これはもしかしたら私が長年求めていた、本気エロカッコイイ相葉ソロが観れるのでは?!タイトルのとおりゴージャスでラグジュアリーなファンキーさ最高!!ホーン隊マジカッコイイ!!
 
9.暁
これはまさに大野智・・・!牛若丸大野智・・・!!!!!kyo to kyo観たことないけど私のイメージはこれでした。ちょっとジブリっぽさもあるような…。大野さんの歌声も何か、なんとか波的なものが出てるような、耳から脳天を突き刺すような箇所があって、歌い手として素晴らしいな、と思いました。「心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな」は百人一首に入っている三条院和歌ですがこれが効果的に耳に残りますね。
 
10.青空の下、キミのとなり
昨年の「Bittersweet」のようにこの曲でこのアルバムの折り返しとして機能してるのかなと。「暁」がその名の通り夜明けとしたら、「青空の下、キミのとなり」で朝が来て、また新しくこのアルバムが始まっていくような…。抜けるような青い空が広がっていくようなさわやかな曲調が好きです。
 
11.Rolling days
本人のインタビューを読むと「コンサートでソロでそれぞれ挑戦することがあって、そこから選んでいった曲」とのことで、どんな挑戦なんだろ…とドキドキしつつ、曲としてはあまり櫻井さんのイメージにない感じの曲だな、という印象。と思ったら本人も「俺っぽくない」と思っていたよう。この厳かなダークネス感は翔くんぽくない。大人のエロスを押し出す感じになるんでしょうか。低音ラップがエロイですね。
 
12.イン・ザ・ルーム
「Flashback」の曲調が好きな私としては、このJazzyな曲調がすっごく好み!どことなく気怠くアダルトな雰囲気が今の30代の嵐の魅力を存分に引き出しているなと思います。翔くんの低音ラップも見事にハマってます。リリックもエロイ。コンサートでは大人っぽく踊ってくれるのでしょうか。
 
13.マスカレード
ザ・歌謡曲!と言われていますがこの80年代風の曲調がなんとも哀愁漂う。「セレナーデ」とか「ハイウェイ」「プレリュード」という言葉選びも古風な感じがします。少し嵐の「Here We Go!」時代を彷彿とさせるのは私だけでしょうか。迫りくる緊張感のようなものがまた一夜の恋の刹那的疾走感を醸しだしてていいですね。
 
14.MUSIC
キマシター!!!!!ひっさびさの、二宮和也以外の人による、二宮和也を表現した二宮和也のソロ曲ー!!!!!期待を裏切らず、「秘密」を彷彿させるような二宮さんらしいかわいらしい曲となりました!これ最高っすね。ちょっとゲーム音楽みたいなところもニノらしくってとても良いです!!
 
15.伝えたいこと
昨年の「キミの夢を見ていた」の位置づけにあるようなストレートなメッセージソング。この歌詞はどう聴いてもファンへ向けた感謝と愛を歌っているとしか思えません。「来年もともに歩いて行こう 描いた夢に向かって 今までも そうこれからも どこまでも ずっと いつもありがとう」なんて歌われてしまったら・・・ねぇ。嵐による「担降りさせない」ソング。
 
16.Japonesque
Disc1の最後に「Japonesque」というタイトルでこの曲を持ってきて、嵐が今回のアルバムのテーマに掲げた「Japonism」「原点回帰」「ジャニーズ」「日本」ということが全部しっくりきました!ジャニーズの演目で「ジャパネスク」ってありますけど今の嵐がやるとこうなるのかと。ジャニーズワールドや滝沢歌舞伎のようなジャニーズ舞台、帝劇や新橋演舞場日生劇場で行われる舞台の、オープニングとエンディングで歌われるテーマソングのような、豪華絢爛なザ・ジャニーズのイメージ!!って私ジャニーズ舞台あんまり観たことないですけど!!すごくコンサートが楽しみです。
 
【よいとこ盤】
・日本よいとこ摩訶不思議
感想書く前にMステ観ちゃったんですけど。本当に好きです!!30年前の少年隊さんのデビュー曲「仮面舞踏会」のB面というこの曲。作詞作曲・野村義男。ジャニーズの必修曲とのこと。・・・これこれぇ!!ジャニーズis トンチキ!!歌詞もメロディもアレンジもインパクトありすぎ!!途中の早口?もぶんぶくちゃがまも大概ですが最後「だるまさんがころんだ、だるまさんが おきない!!」で終わるんですよ?!?!この意味わかんなさ!!!!!最高!!!!!ダンスもかなりの運動量でこれに挑戦する嵐って改めて凄いなと思いました。
 
【通常盤】
通常盤は、全体的に嵐のシングルのカップリングのようで、さらに、とても嵐らしい曲が揃ってるな、と思いました。
 
・僕らがつないでいく
とてもわかりやすい、壮大で綺麗なバラード。終盤に向かって盛り上がっていく豪華なストリングスと間奏の泣きのギターが涙を誘いそうです。嵐の声のユニゾンも美しく溶け込んでいます。コンサートの終盤の感動ポイントで使われそうですね。
 
・the Deep End
キメッキメの熱いダンスが似合いそうなハードな曲。炎がぶわぁっ!!と上がる演出が思い浮かびます。「かっこいい嵐」フルMAXでお届けしてくれそうな1曲です。こういう嵐が観たい!というようなダンスを見せつけてくれそうですね。
 
・Make a wish
すごくキラキラしてる。とても嵐らしいポップソング。耳なじみの良い爽やかさが聴いているこちらの気分を明るくさせてくれます。2コーラス目でリズムがかわるところもいいですね。嵐の王道シングル曲っぽいなと思いました。なんかCMで使われてそう。
 
・ふるさと
これは確か2010年の紅白歌合戦のときに作られた曲で…毎年のように紅白で歌われて…ワクワク学校の校歌にもなって…合唱コンクールの課題曲にもなって…その間1度も音源化しなくて…やっと!実に5年?!長かったですね…。とても温かい曲ですよね。余談ですがこの曲をWikipediaで検索したら2013年のNHKドラマ「はじまりの歌」のことが書かれてあって、あああのドラマ良かったな、あの潤くんすごくよかったな…と思い出されました。
 
個人的にこのアルバムでソロ以外で好きな曲を3曲挙げるとしたら、「三日月」「Bolero!」「イン・ザ・ルーム」ですかね。ソロは潤、相葉、ニノが好きです。
 
2015年嵐、始動、起動。ということで、1年も終わりに近づき、他のジャニーズグループがせっせとリリースやコンサートツアー、イベントを重ねひとしきり盛り上がった後に、眠れる獅子のごとくゆるりとその腰を上げ動き出し、ちょこざいな、とでも言わんばかりに本領発揮するお嵐様の、その一手となったアルバム「Japonism」。予想を遥かに上回る良曲ぞろいでアルバム自体が大好きな1枚になりました。
今年の「Japonism」ツアーもいよいよ来週から始まります。嵐は今年はどんな世界を見せてくれるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います!!